MicrosoftとSAPが連携を進め、「Azure」でさらなるSAPのサービスを利用できるようにしようとしています。

Microsoftは米国時間6月5日、その進展についてブログで説明しており、その中で「Microsoft Azure」上で稼働する「SAP Cloud Platform」の一般提供を開始したと発表しました。

ブログには、「開発者は、西ヨーロッパ(West Europe)リージョンのAzure上で『Cloud Foundry』をベースとするSAP Cloud Platformを配備できるようになった。当社はSAPと協力し、今後より多くのリージョンにこのサービスを展開していく」と記されています。

またMicrosoftによると、「SAP HANA」に最適化された最大規模の仮想マシン(VM)がAzure上で「近々」利用可能になるという。AzureのMシリーズ仮想マシン(「Intel Xeon Scalable」(「Skylake」)プロセッサがベースとなっている)は、最大12テラバイトまでの大規模メモリをサポートするようになるという。

SAPは5日、2017年に「AzureをIaaSプラットフォームとして活用し始めた」とし、2018年末までにConcur事業部向けの「SAP S/4HANA」を含む、17システムのAzureへの移行を完了させる予定だと述べました。

さらにMicrosoftは、2017年に社内でSAPのシステムの「S/4HANA」への移行を開始していると述べました。2月の時点で、同社のSAP環境を完全にAzureに移行しており、それ以来S/4HANAの複数のサンドボックス環境が立ち上がっているとMicrosoftの担当者は話しました。