Windows 10のセキュリティ対策について、起動前のデバイスの保護から侵害の検出と対策までを解説する本記事。今回は「情報の保護」の仕組みを解説する。

●4つの領域で情報を保護

Windows 10では情報の保護を4つの領域に分けて実現している。「デバイス保護」「データ分離」「漏えい対策」「共有保護」だ。

情報の保護は、まずデバイス保護から始める必要がある。PCなどのデバイスの紛失や盗難に遭った場合でも、データを保護するための方策が必要だ。Windows 10では暗号化機能である「BitLocker」を用いる。

次がデータ分離だ。データとアプリケーションそれぞれについて、ビジネスに関わるものとパーソナル用途に分離し、ビジネスデータをパーソナルな用途に利用することを防ぐ。さらに利用後に安全に消去できる仕組みが必要である。Window 10では、これらをWindows Creators Updateに実装された「Windows Information Protection(WIP)」が担う。

漏えい対策と共有保護についても、Windows 10で改良した。従来のWindowsでは、これらの対策のために情報保護技術であるRMS(Rights Management Protection)や、クラウドベースのAzure RMSを利用する必要があった。

Windows 10では、WIPを用いてより簡単に対策できるようになった。WIPとOffice 365やAzure RMSを併用することで、情報漏えい対策を構築でき、社内外で情報を共有した場合でも、情報を保護できる。

●情報を暗号化して守るBitLocker

BitLockerを利用する上では、DMA(Direct Memory Access)攻撃やコールドブートなど残存メモリへの攻撃対策を講じなければならない。Windowsへのログオンに加えて、BitLockerに対する起動前認証が必要だ。

MicrosoftはBitLockerの起動前認証を推奨してきたものの、使い勝手が悪いばかりではなく、PIN(Personal Identification Number)を忘れたり、スタートアップキーを紛失したりした場合に、デバイスに対する一切のアクセスができなくなるといった運用上の問題があった。従来のWindowsでは起動前認証がデバイスのシングルサインオンにおける最大の課題だったのだ。

Windows 10の認定デバイスでは、ユーザーが最初に管理者権限でデバイスを利用した時に、デバイスの暗号化が行われるようになった(Surface 3以降のSurfaceなどでは、暗号化済みで出荷される)。さらに企業規模でBitLockerの管理をサポートできるよう、MBAM (Microsoft BitLocker Administration and Monitoring)も提供済みだ。

Windows 10で起動前認証を省略できるようになったことから(Windows 8.1以降の認定デバイスを用いた場合)、BitLockerを有効にした場合でも、シングルサインオンが構築しやすくなった。

○DMA攻撃と悪意を持ったOSの起動に備える

DMA攻撃で利用されるのは、IEEE 1394(FireWire)やThunderboltなどのDMAを利用するインタフェースだ。だが、Windows 8以降の認定PCでは、ほとんどの場合実装されていない。DMAを利用するインタフェースがない場合や、無効化されている場合は、起動前認証がなくとも、DMA攻撃からBitLockerを守ることができる。

加えて、新しいデバイスの多くは、メモリチップがマザーボードに直接接続されているため、コールドブートタイプの攻撃も難しい。このため、Windows 10ではDMA攻撃に遭遇する確率が低くなる。

しかし、これらのデバイスでも、悪意を持ったOSが起動される可能性があるため、連載第1回で解説した「Secure Boot」を利用する必要がある。Secure bootが利用できない場合は、起動するメディアをファームウェアで固定し、ファームウェアが変更されないようにパスワードで保護しなければならない。

●ユーザーの誤操作による漏えいを防ぐWIP

BitLockerはデバイスの盗難や紛失に向けた対策として効果的だ。しかし、正規のユーザーが誤って情報を漏えいしてしまう問題には対応できない。そうした場合に備えて、数多くの情報漏えい対策ソリューションが提供されているものの、課題が多い。例えばモードの切り替えや、アプリケーション利用の制限、特定のメールクライアントの強制といった使いにくさが残る。

WIPは、Windows 10で実装された情報保護の仕組みで、ほとんどの場合、これまで利用してきたアプリケーションをそのまま利用し続けることができる。「Microsoft Intune」などのモバイルデバイス管理(MDM)や、「System Center Configuration Manager(SCCM)」で容易に管理可能だ。

WIPは、データとアプリケーションを、ビジネス用とパーソナル用に分類する。その上で、ビジネス用に分類されたデータを、パーソナル用へ変更できないようにする。さらにビジネス用に分類されたデータをパーソナル用に分類されたアプリケーションで利用できないようにする。このようにして、正規のユーザーによる情報の漏えいを防止する。

 

 

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Windows 10のプレビュー版をダウンロードする方法

プレビューの透かしが消えた「Windows 10 Insider Preview」Build 16288が公開

Windows 10は、年に2回の機能更新プログラムが実施されることがMicrosoftから公表されている。

こうした機能更新プログラムを適用することによって、Windows 10の機能が更新されたり、追加されたり、場合によっては機能が削除されたりする。互換性の検証は行われているものの、今まで動いていたアプリケーションの挙動が変わったり、不具合が生じたりする可能性もある。

自社のサービスや社内アプリケーションなどが、こうした機能更新プログラムの適用によって起きる可能性のある不具合を未然に防ぐ、または最小限に留めるためには、事前に機能更新プログラムをテストしておくとよい。

ただ、機能更新プログラムを事前に入手するには、Windows Insider Programへの参加が必要となる。Windows Insider Programで提供される開発中のプレビュー版を入手し、正式リリース版に近づいたところで評価を行えばよい。

プレビュー版を入手するには、既存のWindows 10でWindows Insider Programに参加してプレビュー版がリリースされると自動的にインストールされるように設定する方法と、Windows Insider ProgramのWebサイトからInsider PreviewビルドのISOイメージをダウンロードしてインストールする方法がある。以下、それぞれの方法について設定方法などを解説する。

●Windows 10の機能更新は年に2回

すでに、2015年7月29日にWindows 10(バージョン1507)がリリースされてから、November Update(バージョン1511)、Anniversary Update(バージョン1607)、Creators Update(バージョン1703)と3回の機能更新プログラムが提供されている。2017年10月17日には、4回目の機能更新プログラムとなるFall Creators Updateが提供される予定だ。

また、新しい機能更新プログラムがリリースされると、その2つ前の機能更新プログラムは約6カ月の猶予期間を経てサポートが終了となる。例えば、Creators Update(バージョン1703)は2017年4月5日に提供されているので、2つ前のNovember Update(バージョン1511)は2017年10月にサポートが終了することになる(2017年10月10日に終了予定)。

●Windows Insider Programに登録する

事前に以下のWebページを開き、[個人アカウントを登録する]または[組織のアカウントを登録する]のいずれかを選択し、画面に従ってメールアドレスなどを入力すると、Windows Insider Programに登録できる。[個人アカウントを登録する][組織のアカウントを登録する]のボタンが表示されない場合は、すでにサインインしているMicrosoftアカウントがWindows Insider Programに登録済みである。

・Windows Insider Program(Microsoft)

[個人アカウントを登録する]は個人のMicrosoftアカウントをWindows Insider Programに登録する場合、[組織のアカウントを登録する]はAzure Active Directory(AAD)の資格情報がある会社や学校のメールアドレスで登録する場合だ。通常は[個人アカウントを登録する]を選択して登録すればよい。





●既存のWindows 10をWindows Insider Program対応にする

インストール済みのWindows 10でWindows Insider Programに参加するのが最も簡単な方法だ。

[スタート]-[歯車(設定)]アイコン-[更新とセキュリティ]を選択し、[更新とセキュリティ]画面を開き、の右ペインで[Windows Insider Program]をクリックし、右ペインの「Insider Previewビルドの受け取り」の[開始する]ボタンをクリックすればよい。

[アカウントを選んで開始]画面で「アカウントをリンクする」の[+]ボタンをクリックし、Windows Insider Programに登録済みのMicrosoftアカウントを入力すればよい。

「どのようなコンテンツの受け取りを希望されますか?」という画面が表示されるので、ここではプルダウンリストから「次のバージョンのWindows」を選択する。また「プレビュービルドを受け取る頻度はどの程度を希望されますか?」という画面では、下表の3種類の配信タイミングから好みのものを選択する(「リリースプレビュー」は「早期更新プログラムだけを送ってください」を選択した場合のみ選べる)。互換性の評価などを行うためであれば、「スロー」もしくは「リリースプレビュー」を選択しておけばよい。再起動後、Insider Previewビルドの受け取り準備が終了する。



Insider Previewビルドの受け取りを停止したいような場合は、[更新とセキュリティ]画面の[Windows Insider Program]を開き、[Insider Previewビルドの停止]ボタンをクリックする。[Insiderコンテンツの取得を停止]画面が開くので、「更新をしばらく一時停止」をクリックすればよい。なお、「危険性と頻度の低いスケジュールに移動」をクリックすると、配信タイミングを低いものに変更できる。「前回のWindowsリリースに戻す」をクリックすると、公開されているWindows 10のバージョンに戻る。

●Insider PreviewビルドのISOイメージをダウンロードする

仮想マシンや新たなPCにテスト用のInsider Previewビルドをインストールして、独立した環境でテストしたい場合は、Windows Insider ProgramのWebサイトからInsider PreviewビルドのISOイメージをダウンロードしてインストールすればよい。

以下のWebページを開き、画面下側にある「Select edition」のプルダウンリストからダウンロードしたいビルド番号(最新と1つ前の2種類のいずれか)を選択する。次の画面の「Select the product language」で「Japanese」を、その次の画面で「64-bit Download」か「32-bit Download」のいずれかを選択すれば、ISOファイルのダウンロードが開始される。

・Windows Insider Preview Downloads(Microsoft)





このISOファイルを使って仮想マシンなどにインストールすればよい。インストールウィザードの最初の段階でプロダクトキーの入力が求められるが、「プロダクトキーがありません」をクリックすればよい。また「インストールするオペレーティングシステムを選んでください」では評価対象のエディションを選択する。あとはインストールウィザードに従ってInsider Previewビルドのインストールを進めればよい。



アクティベーションされていない状態でインストールされることになるが、互換性などを評価する上では問題ない(個人用設定などを行う場合にはアクティベーションが必要になる)。 Insider Preview版はビルドによって有効期限が異なり、ライセンスの有効期限が切れる約2週間前に、ビルドの有効期限が切れる旨の警告が行われる。この間に、最新のビルドに更新する必要がある。有効期限を過ぎると、自動的に3時間ごとに再起動するようになり、さらに有効期限後、2週間程度でそのビルドが起動しなくなる。

継続的に新しいInsider Previewビルドをインストールしたい場合は、[更新とセキュリティ]画面の[Windows Insider Program]を開き、「Windows Insiderアカウントをリンクする」の[+]アイコンをクリックして、Windows Insider Programに登録済みのMicrosoftアカウントを入力すればよい。



ISOファイルからInsider Previewビルドをインストールした場合は、配信タイミングは「ファースト」と「スロー」のいずれかから選択する(「リリースプレビュー」は選択できない)。

 

 

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「Windows 10 Fall Creators Update」がいよいよ10月リリース--新機能をおさらい

米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」のPC版Build 16288を“Windows Insider Program”の“Fast”リングの参加ユーザーに対して公開した。本ビルドは「Insider Preview」の受け取り設定を“Skip Ahead”へ切り替えていないユーザー向けのもの。

Build 16288にける変更は、不具合の修正がメイン。デスクトップ右下のウォータマーク(透かし)がなくなり、バージョン情報が「Windows 10 Fall Creators Update」の正式なバージョンである“Version 1709”とレポートされるが、これで「Fall Creators Update」が完成したというわけではなく、まだいくつかのアップデートが実施されるようだ。

なお、一部で配信にトラブルがあったようだが、現在は修正されているという。

UPDATE:The PC build issue is fixed! Each variant will go live as it finishes publishing.ETA ~2 hours for variants to become available.

― Windows Insider (@windowsinsider) 2017年9月13日

また、モバイル版Build 15250の配信開始も併せてアナウンスされている。このビルドでは2要素認証を用いたロック解除がサポートされるほか、VPNやアプリケーションの動作をコントロールする“AppLocker”が改善されるなど、エンタープライズ向け機能の強化が図られている。

 

 

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「Photoshop Elements 15」が「Windows 10 S」で起動しない ~Adobeが回避策を公表

リリースから2年強経って、Microsoftはようやく、当初宣言していた早いペースの開発サイクルに落ち着いたようだ。

Microsoftの広報担当者によれば、「Fall Creators Update」(バージョン1709)は現在開発の最終段階に来ており、デスクトップPC版は10月17日から配信が開始される予定だという。

これは、リリースから2年強経った「Windows 10」に提供される、4番目の機能アップデートだ。今後は、1年に2回の予測可能なペースで、新しい機能アップデート(基本的には完全なアップグレード)が提供されることになる。

従来の機能アップデートでもそうだったが、今回のアップデートでも、最後の瞬間になって予想外の情報が出てくる可能性は低い。機能アップデートの開発は、オープンな形で、Windows Insider Programのメンバーに対するリリースを何度も実施しながら進められてきた。しかし、そのプロセスにあまり注目してこなかった人も、この記事を読めば素早く全体を把握できるはずだ。

Windows Insider向けビルドをテストしながら書きためた過去数カ月間のメモを振り返って、筆者は今回のアップデートでどれだけ多くの変更が行われたかということにあらためて驚いた。変更内容には、ITプロフェッショナル向けや、開発者向けのものも含めて、幅広いユーザーのシナリオが想定されている。

ユーザー体験

当然、「スタートメニュー」から話を始めるべきだろう。

Windows 10のスタートメニューは、1年目に何度か紆余曲折を経たあとは、基本的に変わっていない。今回のビルドでは、Microsoftが新たに提唱している「Fluent Design」の要素が初めて取り入れられている。これによって、性能と使い勝手が若干向上しており、これにはサイズ変更やスムーズな画面切り替えなどが含まれる。

画面右端に通知を表示する「アクションセンター」にもFluent Designの機能が追加されており(透明効果を有効にすると分かりやすい)、通知を扱いやすいようにデザインが変更されている。

「Cortana」の設定は、以前はCortanaアプリ内からしか変更できなかったが、今回から「設定」に統合される。また、デザインが変更され、Cortanaの検索結果がスタートメニュー内にポップアップ表示されるようになっている。この情報にはウェブの検索結果(使用できるエンジンは「Bing」のみ)も含まれているため、検索のためにブラウザを開く必要はない。

「Windows Update」も、Windows 10の最初のリリース時からは大きく進化した。新しいアップデートが利用可能になると、クリックでアクションを実行できるトースト通知が、ユーザーの作業を邪魔しない形で表示されるようになる。さらに、個々のアップデートのステータスに関する詳しい情報が表示されるようになり、裏で何が行われるのかを不安に思わずに済むようになった。

 

 

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「Photoshop Elements 15」が「Windows 10 S」で起動しない ~Adobeが回避策を公表

Windows 10のクイックアクセスメニューで、PowerShellの代わりにコマンドプロンプトを起動する

米Adobe Systems Incorporated.は25日(現地時間)、“Microsoft ストア”から入手した「Photoshop Elements 15」が「Windows 10 S」環境で起動できない問題に関する回避策を明らかにした。“C:\ProgramData\Adobe\Elements Organizer\15.0”フォルダーを手動で作成すればよいようだ。

具体的な手順は以下の通り。編集部でも、この回避策が有効であることを確認している。

“C:\ProgramData”フォルダー(隠しフォルダー)を開く([Windows]+[R]キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、“%ProgramData%”と入力して[Enter]キーを押す)“C:\ProgramData”フォルダーに“Adobe”フォルダーを新規作成する作成した“Adobe”フォルダーのなかに“Elements Organizer”フォルダーを新規作成する作成した“Elements Organizer”フォルダーのなかに“15.0”フォルダーを作成する。

なお、ストア版「Photoshop Elements 15」の価格は11,700円(税込み、以下同)だが、現在、約40%オフの7,000円で買えるセールを実施している。“ストア”経由で購入した「Adobe Photoshop Elements 15」は最大10台のPCにインストール可能(通常はメイン1台+サブ1台のみ)。ライセンスも“ストア”で管理されるため手軽だ。

ただし、Windows 10以外では利用できないので注意。また、「Photoshop Elements 15」では32bit版Windowsがサポートされていない。

 

 

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キー入力した数式を解いてグラフ化 ~Windows 10版「OneNote」の8月機能更新が公開

対象OS:Windows 10/Windows Server 2016
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●クイックアクセスメニューからコマンドプロンプトが起動できなくなった!?

Windows 10で[Windows]+[X]キーを押したり、スタートボタンを右クリックしたりするとクイックアクセスメニューが表示される。Windows 10 Creators Update以前は、ここに[コマンドプロンプト]や[コマンドプロンプト(管理者)]というメニューが表示され、簡単にコマンドプロンプトを起動することができた。

だが2017年4月にリリースされたWindows 10 Creators Update以降では、コマンドプロンプトの代わりにPowerShellを起動するメニューが表示され、コマンドプロンプトを簡単に起動できなくなっている。

もっともこれは、今後のコマンドプロンプトの使用を禁止するとか、PowerShellへの移行を強制するといったものではなく、メニュー表示のデフォルト設定が変更されただけである(PowerShellへの移行を強く推進するための措置と思われるが)。

●コマンドプロンプトを起動できるようにする

コマンドプロンプトを使う機会が多ければ、この設定を変更して、以前のようにコマンドプロンプトを起動できるようにするとよい。

具体的には、タスクバーのアイコンがないところを右クリックして、[タスクバーの設定]メニューを実行し、設定を変更する。

これを実行するとタスクバーの設定画面が表示されるので、[[スタート]ボタンを右クリックするかWindowsキー+Xキーを押したときに表示されるメニューで、コマンドプロンプトをWindows PowerShellに置き換える]の項目を見つける。デフォルトではオンになっているので、これをオフにする。

●Windows Server 2016の場合は?

Windows Server 2016にも同様の設定メニューがあるが、デフォルトはオフのままである(原稿執筆時点でのWindows Server 2016の場合)。つまり、クイックアクセスメニューには、デフォルトではコマンドプロンプトが表示されている。これをPowerShellに変更したい場合は、上記のメニュー画面で、逆にオンに設定すればよい。

●設定を変更せずにコマンドプロンプトを起動するには?

デフォルトのメニュー設定を変更せずにコマンドプロンプトを起動するには、従来通り、次のような方法を使えばよいだろう。

・Cortanaの検索窓([Windows]+[Q]キー)に「cmd」と入力して実行する
・[スタート]メニューから[W]-[Windows システムツール]-[コマンド プロンプト]を実行する
・[Windows]+[R]キーで[ファイル名を指定して実行]ダイアログを表示させ、「cmd」と入力して実行する

いったん起動したら、タスクバー上のアイコンを右クリックして[タスクバーにピン留め]を実行しておくと、以後は簡単に起動できるようになるだろう。

 

 

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キー入力した数式を解いてグラフ化 ~Windows 10版「OneNote」の8月機能更新が公開

マイクロソフト、「Windows」でリモートコード実行の脆弱性などを修正

米Microsoft Corporationは、Windows 10向け「OneNote」アプリの2017年8月機能アップデート(v17.8471.5772)を公開した。現在、「ストア」アプリから無償で更新可能。今回の機能アップデートでは、テキストを数式へ変換する機能やスマート検索機能が新たに導入されている。

最新のWindows 10向け「OneNote」アプリでは、キーボードで入力した数式を解釈して、方程式を解く手順を示したり、グラフを描画してノートへ挿入する機能が新たにサポートされた(“Office 365”サブスクリプションの購読者のみ)。“y=x^2+2x+1”といった数式(“^”はべき乗を表す)を選択して[挿入]タブの[数式]ツールを実行すると、サイドペインに数式が現れ、解法やグラフへアクセスできるようになる。

ちなみに、Windows 10向け「OneNote」アプリは手書きの数式を解いたり、グラフにすることもできる。[描画]タブの[なげなわ選択]ツールで手書きの数式を選択し、[挿入]タブの[数式]ツールを実行すればよい。

そのほかにも、選択したテキストを“Wikipedia”や“Bing”で検索してその結果をサイドペインに表示する機能、“Bing”でキーワード検索して得た画像を挿入する機能、ドラッグ操作で列・行の数を指定してテーブルを挿入する機能、蛍光ペンの色を青・緑・赤などに変更する機能、ページがすべて収まるように拡大する[ページの幅]オプションなどが新たの追加された。

なお、これらの機能は段階的にリリースされるため、環境によっては利用できないことがあるので注意。編集部では数式機能とスマート検索、テーブルの挿入機能のみを確認している。

 

 

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マイクロソフト、「Windows 10」にアイトラッキング機能を追加へ

Microsoftは米国時間8月8日、多数のセキュリティ脆弱性を修正する月例パッチを公開した。

Microsoftによると、深刻度が「緊急」に分類される脆弱性のうちの1つにより、「Windows Search」サービスがメモリ内のオブジェクトを処理する際にリモートでコードが実行される可能性があるという。攻撃者がこの脆弱性を悪用すると、影響を受けるコンピュータを完全に乗っ取ることができる。

攻撃者はその後、プログラムをインストールしたり、データを閲覧、改変、削除したり、完全なユーザー権限を持つ新しいアカウントを作成したりできるようになると、Microsoftはセキュリティアドバイザリで述べている。ただし、攻撃者は、特別に細工したメッセージをWindows Searchサービスに送信する必要がある。これにより攻撃者は、特権を昇格させ、「コンピュータを制御」できるようになるという。

また、企業の環境では、認証されていない攻撃者がSMB接続を介して、この脆弱性をリモートでトリガーする可能性がある。Trend Microの研究者は8月8日のブログ記事で、その拡散性の強さに言及し、「ワームの侵入を許す可能性がかなり高い」と述べた。

この脆弱性の影響を受けるのは、Microsoftがサポートしているバージョンの「Windows 7」、すべてのバージョンの「Windows 10」、および「Windows Server」システムだ。

詳細な技術情報や概念実証の結果は明らかにされておらず、攻撃者がこの脆弱性を悪用した事例はまだ報告されていないが、Microsoftは、この脆弱性を悪用した攻撃が今後行われる「可能性が高い」と警告している。

深刻度が「緊急」に分類された別のリモートコード実行の脆弱性は、旧来のJETデータベースエンジンに存在するもので、攻撃者にコンピュータを完全に制御される可能性がある。

攻撃者がこの攻撃を実行するには、悪質なデータベースファイルをメールで送信し、ユーザーをだましてそのデータベースを開かせることが必要になると、Microsoftは述べている。

ただし、この脆弱性は一般には公開されておらず、悪用される可能性は「非常に低い」ようだ。

Microsoftはこの日、セキュリティ更新用の月例パッチとして、他に46の脆弱性を修正するパッチを公開した。これらの脆弱性の半分以上が、「緊急」に分類されている。

 

 

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企業のOSシェア「Windows 10」は13%--「Windows XP」を凌ぐ

  Microsoftは「Windows 10」にアイトラッキング(視線計測)技術の導入を計画している。

「Eye Control」と呼ばれるこの機能は、「Windows 10 Insider Preview」の最新テストビルドにすでに搭載されている。Microsoftは、2017年秋に「Windows 10 Fall Creators Update」の提供を開始する際、このアイトラッキング機能をパブリックベータ版として一般公開する計画だ。

Eye Controlは現在、スウェーデンのアイトラッキングベンダーであるTobiiの「Eye Tracker 4C」でしか機能しないが、Microsoftはほかの同様のデバイスにも対応させるべく取り組んでいる(Tobiiのアイトラッキング技術は、ゲーム用PCおよびモニターのメーカーの一部がすでに採用している)。Tobiiの技術は、コンピュータ上のカメラを使ってユーザーが画面のどこを見ているのかを追跡する。

Microsoftによると、Eye Control機能を最初に設計したのは、Microsoftが2014年に開催したハッカソン「One Week」のチームだという。元々は、既存の入力デバイスを使えない障がい者向けに、Windows搭載PCのアクセシビリティを高めることを意図していた。そうした障がい者の1人として、Microsoftの開発に協力しているのが、元フットボール選手のSteve Gleason氏だ。同氏は筋萎縮性側索硬化症(ALS)と呼ばれる神経筋疾患を患っている。

Eye Controlを使うと、視線だけで画面上のマウスとキーボードを操作したり、テキストを音声化したりできる。

 

 

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ある調査結果によると、企業が使用するOSにおける「Windows 10」のシェアが、サポート期間の終了した「Windows XP」を上回ったという。

Spiceworksのデータによると、2017年3月の時点で、Windows XP(2001年に発売)は世界の企業が利用するノートPCおよびデスクトップの14%に搭載されていたが、Windows 10のシェアは9%だったという。同社によると、現在では、Windows 10のシェアが13%に拡大したのに対し、XPのシェアは11%に縮小した。

この調査によると、「Windows 7」は依然としてWindows 10より高いシェアを誇っており、企業が利用するPCの68%に搭載されている。「Windows 8」と「macOS」のシェアは、それぞれ5%と2%だ。

またSpiceworksは、6月末の時点で、世界の企業の60%が約2年前にリリースされたWindows 10を使っているとしている。これは、おそらくその数字が与える印象ほど目覚ましいデータではないだろう。なぜなら、SpiceworksはWindows 10搭載PCを1台以上所有する全ての企業をカウントしているからだ。ただし、Spiceworksによると、Windows 10の60%という普及率はXP、Windows 8、および「Windows Vista」を上回っているという。このことは、大多数の企業が今後の導入に備えて、少なくともWindows 10のテストは行っていることを示唆している。

Spiceworksのデータは、同社のソフトウェアを使って組織内のノートPC、デスクトップ、サーバ、その他ネットワーク機器のインベントリを作成している企業からのデータに基づいている。

Spiceworksによると、42%の企業はまだWindows XP搭載機器を使っており、35%はWindows 8、7%はWindows Vistaを使っている。大多数(84%)はWindows 7搭載PCを使っているが、この比率は過去3カ月間で3ポイント減少している。

 

 

 

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